18, Selfish
私は、自他共に認める我侭、
我慢が出来ない性格である。
期待した作品を鑑賞する為、映画に行く。
前の席に誰も居ないトコロを選んで座ると、上映開始直前に、
やけに座高の高い人が、選りにも選って、私の直前に座り、
そのお陰で、私だけでは無く、私の左右の家族までスクリーンが見難くなる。
お客の皆で一緒に観るのだ、お互いさまだ、しかし、もう少し、早く入場して欲しい、
今からでは、もう席を移動することなど出来ない。
後ろでは、お菓子の袋を、バサバサと音を立てて開き、
また更に、音を立てながら、それを食べるカップルが居る。
今、どうしてもそれを食べないとイケナイのか?
食べてもいい、せめて、音は出さないで貰えないか?
右には、上映開始前からの、お喋りを続ける女性達も居る。
主演の男優の話題のようだが、それは映画が終わってからでも遅くないだろう。
左には、兄弟喧嘩を始めた子供達、そして、それを注意しない親も居る。
常識の一片も持ち合わせない人は、公共の場には出て欲しくない。
重ねて書くが、私は、我侭な性格、
辛抱の足らない人間、
なので、私には、そういう映画館がイヤで仕方なかった。
時間を調整し、お金を払い、映画館まで来て、
何故、不愉快に成らなければいけないのか。
これも、私が、ホームシアターを持った、大きな一つの動機である。
鑑賞したい映画を確保し、先ず、シャワーを浴び、サッパリする。
飲み物を用意する。
日中は、ソフト・ドリンク、夜の場合は、ストレートのウィスキーとチョコレート。
リビングの雨戸を閉め、カーテンを引き、DENONのフロント・スピーカーの間に置かれた、
YAMAHAのウーハー・スピーカーのスイッチを入れ、
巻き上げ式のスクリーンを降ろす。
sonyのインテグレート・アンプ、DVDプレーヤーのスイッチを入れ、
5.1chダイレクト・ポジションを選び、
Sharpの液晶プロジェクターのスイッチを入れる。
家内は、ソファーで、私の隣に座り、
息子と娘は、感触の良い150段織りの段通の上に、
アタマの下にクッションを敷いて横になり、リラックスしている。
ディズニーの、大人でも楽しめる作品、これが4人、集まる確立が一番高い。
また、親戚の姪達も遊びに来るが、妹夫婦も交えて、
皆で映画鑑賞する場合もある。
また、子供が、友達を招いて、友人と共に映画鑑賞をすることもある。
時には、長期に渡り日本に滞在する外国人も招く。
さあ、我家のホームシアターの、放映開始だ。