8, ベーター・ムービー Part 2
どう考えても、レンズが大きい方が、
綺麗な画像が撮れるに決まっている。
これは、現代の「デジカメ」でも同じと、私は考えているが、
しごく簡単な理由で、私は、フルカセットのビデオ・カメラを選び、
東京の御徒町のディスカウントストアーで、それを購入した。
録画機能のみ、再生機能無しで、20万円であった。
当時、赤ん坊の長男、寝返りをした、と言えば、録画、
笑った、と言えば、録画・・・
今では、とても、そのダラダラとした撮影テープ、
早送りでしか観る気にはなれないが、当時は、嬉々として撮影し、
どんどんとテープが増えた。
このベーター・ムービーも、良く働いてくれた。
ハワイにも、何度も持って行き、大切な想い出を残してくれた。
フルカセットの大きさゆえ、肩に担いでの録画となるが、
それゆえに、「ブレ」の無い画像となる。
ただ、子供の幼稚園の行事の撮影の時などは、
既に、コンパクトなビデオ・カメラが普及しており、
そんな父兄の中、私だけが大きなカメラを構えていると、時々、こう聞かれた。
「それは、業務用のプロ仕様のカメラですか・・・?」と。
このベーター・ムービーも、12,3年間、活躍してくれた。
その間、故障は一度も無かった。